1. まつげサロンの新メニューを選ぶ3つの基準
新メニューを足すとき、流行っているものから選ぶと、道具や練習の手間ばかり増えて、思ったほど売上が伸びないことがあります。先に、自分のサロンに合うかどうかを3つの基準で確かめます。
1.今の免許と美容所のまま出せるか
まつげのサロンは、美容師免許を持つ人が、保健所に届け出た美容所で施術しています。化粧品を使った顔のケアは、美容師法の「美容」に入るとされているので、同じ免許・同じ美容所のまま出せます(アイリストに美容師免許がいるのはなぜ?)。反対に、医業にあたる行為は美容所では出せません。眉の施術など扱いが資料で分かれるものは、地域の保健所に確かめてから始めます。
2.今のベッドと時間に重ねられるか
大きな機械や新しい部屋が必要なメニューは、始めるまでのお金と場所の負担が大きくなります。今のベッドや倒れる椅子でそのままでき、まつげのお客様のご予約の前後に重ねられるものなら、席を増やさずに始められます。
3.まつげのお客様が「ついでに」受けたくなるか
新しいお客様を集めるより、今来ているお客様に、もう1つ受けていただくほうが早く形になります。まつげは目元、顔のケアは顔全体。同じ「顔まわり」なので、ご案内しやすい組み合わせです。
2. 新メニューの候補を3つの基準で比べる
まつげのサロンで足すことが多い候補を、3つの基準で並べました。料金はお店や地域で大きく変わるので、ここでは載せていません。
| 候補 | 免許と美容所のまま | 今のベッドで | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| まつげパーマ(エクステのお店が足す) | ○ | ○ | 道具と薬剤の練習が要る |
| 眉の施術(ワックスなど) | △ 保健所に確かめる | ○ | 扱いが資料で分かれる |
| 化粧品を使った顔のケア | ○ | ○ | 施術を控える方の確認がいる |
| 機械を使うメニュー | 内容による | △ 場所と費用がかかる | 医業にあたらないか確かめる |
まつげパーマや眉の施術は、まつげのお客様と同じ「目元」のメニューです。単価は足せますが、目元の施術が増えるぶん、1回のご予約の時間も延びます。顔のケアは、目元とは別の場所を整えるので、まつげの施術と重ならず、組み合わせの幅が広がります。
3. まつげの施術と顔のケアを同じ日に組む時間
顔のケアの例として、ララピールの通常コースで時間を組んでみます。工程は、バブル洗顔(約3分)、BASIC(塗る約2分・置く5分)、ULTRA(塗る約2分・置く10分)、仕上げの化粧水・美容液・クリーム・日焼け止めで、通常コースは30〜40分です。機械はいらず、ベッドや倒れる椅子でそのままできます。
| ご予約の例 | まつげの施術 | 顔のケア | 合わせた時間 |
|---|---|---|---|
| まつげパーマ+通常コース | 60分(例) | 30〜40分 | 約1時間30〜40分 |
| まつげパーマ+ララピール+マスク | 60分(例) | 60分 | 約2時間 |
| 顔のケアだけ(まつげの来店のあいだに) | − | 30〜40分 | 30〜40分 |
まつげパーマ・眉のワックスとも、ララピールと同じ日にできます。どちらを先にするかは、講習で確かめてから決めてください。
施術を控える方もいます。妊娠中・授乳中・産後2か月以内の方、医師からエステの施術を止められている方、2週間以内にピーリングを受けた部位、手術や美容整形を予定している方です。ご予約のときに同意書で確かめます。
4. 新メニューで売上はいくら変わる?2つの計算
1.1時間あたりの売上の変わり方
まつげの施術が60分・8,000円のサロンで、ララピールの通常コース(12,000円・35分)を一緒に受けていただいた場合です。まつげの料金は例なので、自分のサロンの料金に置きかえてください。
1回のご予約で、お客様の数は同じまま、1時間あたりの売上が約1.6倍になる計算です。ララピールの材料費は料金の1割ほど(通常コースで約1,000円)なので、増えた売上のほとんどが残ります。
2.受ける方の人数ごとの、月に残るお金
| 月に受ける方 | 1回で残るお金 | 月に残るお金 |
|---|---|---|
| 5人 | 約11,000円 | 約5.5万円 |
| 10人 | 約11,000円 | 約11万円 |
| 20人 | 約11,000円 | 約22万円 |
| 30人 | 約11,000円 | 約33万円 |
※通常コース12,000円から材料費約1,000円を引いた計算の例です。売上を約束するものではありません。導入しているサロンでは、いつものお客様の平均3割がララピールを注文しています。月のまつげのお客様が70人なら、3割で約20人です。
5. まつげサロンのメニュー表への載せ方
新メニューは、メニュー表の最後に1行足すだけでは気づかれにくいものです。次の3つの形で、まつげのお客様の目に入る場所に置きます。
- 組み合わせのメニュー:「まつげパーマ+顔のケア」のように、いつものメニューの横に並べる。合わせた時間も書いておくと、ご予約を決めやすい
- 単品のメニュー:顔のケアだけでも受けられるようにしておく。まつげの来店のあいだに来ていただける
- 次のご予約の特典:通う目安は、最初の5〜6回を1〜2週間おき。続けやすいように、次のご予約に特典を付ける
銀座のLUJUでは、次のご予約で10%引き、または30日以内にもう一度ララピールを受けると3,000円引きの、どちらか1つをお付けしています。特典の決め方とお声がけの仕方は美容室の次回予約率を上げるには?にまとめています。
6. 顔のケアの経験がなくても始められるか
「まつげは得意でも、顔のケアはしたことがない」という方も多いと思います。ララピールの講習は1回で、対面かオンライン(Zoom)。フェイシャル未経験でも、その日からメニューに出せる内容です。
- 習うこと:カウンセリング・工程・施術を控える方の確認(同意書)・施術後のご案内・メニューへの入れ方と提案
- 講習のあとに渡すもの:工程ごとの解説動画・カウンセリングシート・同意書・施術後のご案内・ポスター/POP・SNS用の画像と動画・アプローチブック
- 韓国本社認定のディプロマを店舗ごとに発行
施術後のお客様には、半日ほどは日焼け止めだけにしてメイクを避けること、当日はアルコール入りの化粧品・運動・サウナ・飲酒を控えることをご案内します。まつげの施術のあとのご案内と一緒にお伝えできます。
受けられるのは、美容師免許があり、美容所で施術できる方です。免許の無い方は施術できません。
7. 自分のサロンに合う組み方を、数字で確かめる
サロン診断では、スタッフの人数・メインのメニュー・月の売上と客数など6つの質問から、ララピールを入れたときの売上の見込みをレポートでお届けします。まつげのメニューとどう組み合わせるかは、レポートから予約できるオンライン面談でご案内します。
8. よくある質問
まつげサロンの新メニューは何がおすすめですか?
今の美容師免許と美容所のまま出せて、今のベッドとご予約の時間に重ねられるものです。目元のメニューを増やすと時間も延びやすいので、まつげと重ならない顔のケアを足すのも1つの方法です。
まつげパーマと顔のケアは同じ日にできますか?
ララピールは、まつげパーマ・眉のワックスと同じ日にできます。通常コースは30〜40分なので、まつげパーマ(60分の例)と合わせても約1時間30〜40分です。どちらを先にするかは講習で確かめてください。
まつげサロンで顔のケアをするのに、特別な設備はいりますか?
ララピールは機械がいらず、ベッドや倒れる椅子でそのままできます。
美容師免許が無くても、新メニューとして顔のケアを出せますか?
ララピールを施術できるのは、美容師免許があり、美容所で施術できる方だけです。免許の無い方は施術できません。
出典・参考にした資料
※料金・材料費・施術時間は公式資料(2026年時点)と導入サロンの例です。数字は目安と計算の例で、売上や来店数を約束するものではありません。実際の提供内容と条件は、導入相談のときにご案内します。





