1. ララピールの間隔の目安

サロンとしてお客様にご案内する、通う目安は次のとおりです。

時期間隔回数の目安
最初1〜2週間おき5〜6回
そのあと2週間〜1か月おき続けたい間

ここで大切なのは、これはお客様の肌の状態や予定に合わせて調整する「目安」だということです。「この回数で肌がこう変わる」という約束にはしません。回数を伝えるのは、効果を言い切るためではなく、予定を立てていただくためです。

間隔を決める前に確かめること

  • ほかのピーリングとの間:2週間以内にピーリングを受けた部位には施術しない。ほかのピーリングとは間をあける
  • 施術を控える方:妊娠中・授乳中・産後2か月以内、医師からエステの施術を止められている方、手術や美容整形を予定している方
  • 施術のあと:半日ほどは日焼け止めだけにしてメイクは避ける。当日はアルコール入りの化粧品・運動・サウナ・飲酒を控える

同意書とカウンセリングシートで毎回確かめます。結婚式や旅行の予定も聞いておくと、間隔を組みやすくなります。

CHECK POINT 01目安は「最初の5〜6回を1〜2週間おき、そのあと2週間〜1か月おき」。約束ではなく予定の目安として伝えます。

2. 美容室で決めておく2つの通い方

美容室で難しいのは、髪の来店の間隔と、ララピールの間隔が違うことです。銀座のLUJUの来店周期は41日で、最初の1〜2週間おきとは合いません。そこで、次の2つをメニューとして決めておきます。

通い方組み方向いているお客様
A:髪と一緒カットやカラーの来店のたびに受けるまず1回受けてみたい方、続けて来る時間が取りにくい方
B:最初だけ間に来る最初の6回は2週間おき。髪の来店の間に、ララピールだけで来ていただくしっかり通いたい方、ご予定を合わせやすい方

Aは、目安より間隔が長くなります。その分、新しい来店の予定を作らずにすみ、お客様の負担が軽い形です。Bは目安どおりで、そのあとの間隔は髪の来店に合わせていきます。

どちらかに決めつけず、カウンセリングで両方をお見せして、お客様に選んでいただくのがおすすめです。LUJUでも、カラーの放置時間に重ねる形と、ララピール単品(15,000円・1時間)の両方を用意しています。

3. 通い方で、1人あたり年にいくら変わるか

1年続けていただいた場合を計算しました。1回12,000円の通常コースで、残るお金は材料費約1,000円を引いた約11,000円です。来店周期は41日(年に約9回)としています。

通い方年の回数年の売上年に残るお金
A:髪と一緒(41日おき)約9回約108,000円約99,000円
B:最初の6回を2週間おき→そのあと41日おき約13回約156,000円約143,000円
B’:最初の6回を2週間おき→そのあと1か月おき約16回約192,000円約176,000円

※1年続けた場合の計算の例です。途中でやめる方や間があく方もいるので、全員がこの回数になるわけではありません。

1人のお客様で、Aと比べて年に約4万〜8万円の差が出ます。ただ、ここを売上のために押すと、押し売りになります。大事なのは、Bの方を増やすことより、Aの方も含めて続けていただくことです。

月の予約表で考える

たとえば、毎月3人ずつBで始めると、6回を終えるまで1人あたり月に2回ほど来店します。3か月目には9人が重なり、月に約18枠が埋まる計算です。1人営業のサロンなら、ララピール単品の枠を週のどこに置くか、先に決めておくと予約表が崩れません。

CHECK POINT 02通い方で年の差は1人約4万〜8万円。押すのではなく、選べるように用意します。

4. 間隔を守っていただく予約の取り方

間隔の話は、初回のお会計の前にするのが基本です。次の3つを、その場で決めます。

  • 次の1回をその場で予約する:「2週間後の同じ曜日はいかがですか」と日にちで聞く
  • 髪の来店の日と合わせて見せる:カレンダーに髪の日とララピールの日を書いてお渡しする
  • 特典は1つだけ:LUJUでは、次回予約で10%引き、または30日以内にもう一度ララピールで3,000円引きのどちらか一方

言い方の見本は「最初の5〜6回は1〜2週間おきがおすすめです。ご予定に合わせて調整できますので、まず次の1回だけ決めませんか」です。全部の回数を売るのではなく、次の1回だけ決めていただくのがこつです。

まとめて先に買っていただく形を考える方は、回数券の割引率と前受け金の注意点を先に読んでください。聞き方の全体は次回予約の記事にまとめています。

CHECK POINT 03勧めるのは「次の1回」だけ。LUJUの2回目以降のリピート率は95%です。

5. 6回が終わったあとの間隔をどうするか

最初の回数が終わる頃は、お客様が「もう終わり」と思いやすい時期です。5回目のときに、そのあとの通い方を一緒に決めます。

お客様の希望ご案内間隔
これからも続けたい髪の来店に合わせる髪の間隔(1か月前後)
大事な予定がある予定に合わせて回数を足す2週間〜1か月
いったん休みたい無理に勧めず、髪の来店のときに様子を聞くお客様のご予定で

「続けないといけない」という言い方はしません。やめても髪の来店は続きます。髪のお客様との関係を崩さないことが、美容室でララピールを続けていくいちばんの土台です。

6. 自分のサロンの通い方を、数字で確かめる

間隔は、サロンの来店周期と、ララピール単品の枠をいくつ作れるかで決まります。まず自分の店の平均の来店周期を出して、年の回数を計算してみてください。

サロン診断では、スタッフの人数・メインのメニュー・月の売上と客数など6つの質問から、ララピールを入れたときの売上の見込みをレポートでお届けします。導入の費用の考え方は導入費用と、1回の施術で残るお金にまとめています。

7. よくある質問

ララピールはどれくらいの間隔で勧めますか?

通う目安は、最初の5〜6回を1〜2週間おき、そのあとは2週間〜1か月おきです。お客様の予定に合わせて調整します。効果の約束ではなく、予定を立てるための目安として伝えます。

髪の来店の間隔が長いお客様にも勧められますか?

勧められます。髪の来店のたびに受ける形なら、新しい来店の予定はいりません。目安より間隔は長くなるので、そのことも先にお伝えしてください。

ほかのピーリングを受けているお客様はどうしますか?

2週間以内にピーリングを受けた部位には施術しません。ほかのピーリングとは間をあけます。同意書とカウンセリングシートで確かめます。

カラーと同じ日にできますか?

できます。カラーの放置時間に重ねられるので、お客様の滞在時間が大きく延びません。銀座のLUJUでは、カラーの放置15〜25分で2つ目の工程まで進めています。

出典・参考にした資料

  1. H2MEDI「LHALA Peel」メーカー公式サイト
  2. 美容師法(昭和32年法律第163号)(e-Gov 法令検索)

※料金・材料費・施術時間は公式資料(2026年時点)と導入サロンの例です。数字は目安と計算の例で、売上や来店数を約束するものではありません。実際の提供内容と条件は、導入相談のときにご案内します。